豪華声優陣!オススメのディズニー映画 実写版【ジャングル・ブック】の評価・レビュー(ネタバレ)
今回は久々のディズニー映画 実写版【ジャングル・ブック】を見てみました。
上映前から結構注目されていた作品なので感想を書いてみようと思います。
タイトル:ジャングル・ブック
年代:2016(アメリカ) 上映時間:106分
監督:ジョン・ファブロー
あらすじ
ジャングル・ブックの紹介:2016年アメリカ映画。ラドヤード・キプリングによる名作ディズニーアニメ「ジャングル・ブック」を実写化。ジャングルに一人取り残された人間の赤ん坊モーグリは黒豹のバギーラに助けられ、預けられたメス狼のラクシャの元で幸せに暮らしていた。しかし人間を憎むトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきた事でモーグリはジャングルを去る事となる。
予告編:動画
感想・見どころ
まずこの映画の見どころは声優を担当している豪華キャスト陣でしょう。
オリジナル/吹き替え版担当
モーグリ(主人公の半裸の少年):ニール・セティ/北原十希明
バルー(はちみつ大好きの熊):ビル・マーレイ/西田敏行
バギーラ(クールな黒豹):ベン・キングズレー/松本幸四郎
シア・カーン(ヤバいトラ:敵):イドリス・エルバ/伊勢谷友介
ラクシャ(主人公を育てた狼):ルピタ・ニョンゴ/宮沢りえ
アキーラ(狼のリーダー):ジャンカルロ・エスポジート/大川透
キング・ルーイ(デカいボス猿):クリストファー・ウォーケン/石原慎一
今回、日本語吹き替え版で視聴しましたが、声優のキャスティングの重要さを改めて痛感させられました。
特にハマり役と思ったのは、トラのシア・カーン演じる伊勢谷友介さんです。
あくまでも自分の想像ですが、キャラクターと人物像がマッチしてるんですよね。
冷徹な性格のシア・カーンのキャラクターを見事に表現していて、声だけでも圧倒的な存在感が際立っている感じでした。
100%あり得ないことだと思いますが、例えばこれをさかなクンが担当していたら声だけで物語全体のイメージをぶち壊し、炎上ものになっていたことでしょう。
そのくらい吹き替えの声と言うものは大事で、イメージと合ったキャスティングが必要になるのでしょう。そういった意味で本作での声優のキャスティングは成功と言えるのではないでしょうか。
自分は普段、洋画は字幕で見るタイプですが、最近は割と日本語吹き替え版にハマっています。
特にこういったディズニーやアニメ系だと日本の芸能人の方が担当することが増えてきているので、その人の性格とキャラクターとを照らし合わせやすいんですよね。
そういった見方も楽しめると思うので、「映画は字幕でしか見ない」って方も(自分もそう思ってました)たまには日本語吹き替え版で見ることをお勧めします。
きっといつもと違った楽しみ方ができると思います。たまには新鮮ですよ。
↓ 吹き替え版で声優がハマってると思った映画
CG技術
もう一つの見どころと言えばやはりCGでしょう。
美しいジャングルの景色はもちろんのこと、動物たちも毛並みまで鮮明に表現されてますし、表情から感情が読み取れるほど見事に制作されています。
CG技術もここまで来たかと思わされる仕上がりですね。
キング・ルーイ
ストーリーそっちのけで印象に残っているのがバカでかいオラウータンみたいな猿のキング・ルーイです。
モーグリが連れ去られた崖の上にある古代遺跡みたいなで場所で初めて登場した時は何何この大きさ?何でもありなの?って思ってしまいましたが実はモデルとなる実在した動物がいたんです。
中国南部の熱帯雨林に生息していたが、実際には10万年ほど前に絶滅してしまったそう。キング・ルーイはその生き残りって設定ってことなのでしょうか。
それにしても体長約3mとありますが、熊のバルーの大きさをはるかに凌駕していたような気が・・・
熊のバルーで思い出しましたが、よくあの崖上れましたね。最初から自分でハチミツ取れたのでは。。。
まとめ
いい歳してディズニー映画なんて見ませんよって思いつつも見始めると夢中になってました。
子供から大人まで幅広く楽しめる作品だと思います。現に「ジャングル・ブック見ようよ」と言われた時にはあ?と言っていたはずなのに30分後くらいには
シア・カーンやばいね!とか
アキーラー!とか心の声で叫んでました(笑)
現代社会ストレスを一時でも忘れたい人にお勧めします。
野生の動物と触れ合う機会がある方は、モーグリになったつもりで近づくと、主要登場人物(動物)のだいたいのやつには咬まれることになると思うので、勘違いだけはお気をつけ下さい。