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映画を中心に動画などを趣味の範囲でまったり書く雑記ブログ

猟奇殺人鬼カエル男の恐怖を描いた映画【ミュージアム】評価・レビュー(ネタバレ)

前回の闇金ウシジマくん ザ・ファイナルに続きまたまた邦画です。

 

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ヤングマガジン連載のサイコスリラーを実写化した作品ということですが

自分は原作は見たことありません。

今回は原作との比較は出来ないので

純粋にじっくり楽しんで見たいと思います。

 

監督 大友啓史
脚本 高橋泉
藤井清美
大友啓史
原作 巴亮介ミュージアム
製作 下田淳行
下枝奨
製作総指揮 小岩井宏悦
青木竹彦
出演者 小栗旬
尾野真千子
野村周平
丸山智己
田畑智子
市川実日子
伊武雅刀
大森南朋
松重豊
妻夫木聡
音楽 岩代太郎
主題歌 ONE OK ROCKTaking Off
撮影 山本英夫
編集 今井剛
制作会社 ツインズジャパン
製作会社 映画「ミュージアム」製作委員会
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 2016年11月12日
上映時間 132分
製作国 日本の旗
言語 日本語
興行収入 15.0億円[1]

出典元:ミュージアム (漫画) - Wikipedia

 

あらすじ

現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生するが、その事件は雨が降る日のみ起こっていた。一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬)は、自分の妻子が狙われていることを知る。やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村だったが、カエル男の仕組んだわなにはめられ窮地に陥り……。

 出典元:解説・あらすじ - ミュージアム - 作品 - Yahoo!映画

 

 

感想・見どころ

視聴前に評価を調べたところあまりいい評価は無かった印象でしたが

個人的には面白かったです。純粋に楽しめました。

 

簡潔に言うと日光アレルギーを持った異常者が

カエルの格好をして連続殺人を犯していき

それを追う刑事の妻も実は殺人の標的であって

妻と子供を人質に取られた

追う側の刑事が逆に追い込まれていくといったお話しです。

 

まず話の展開するテンポがいいです。

サイコスリラーに有りがちないつまで引っぱるの?的な要素が感じられず

トントン拍子に話が進んで行く(殺されていく)ので見ていて

イライラ感がありませんでした。

 

自分はせっかちなのでこういうテンポの映画は嫌いじゃありません。

 

ただ作品を見ていて途中で自分が嫌いじゃない一つの要素がわかりました。

これブラピ主演の洋画「セブン」に内容が酷似しています。

嫁と子供が拉致られて殺害されるとかほぼ一緒でした。

 

ただ本作品では殺されませんでしたが、殺されたら似すぎてしまうから

助かる設定にしたのでは?と思わされてしまいます。

 

自分は「セブン」は割と好きな映画だったので

その影響もあり結構楽しめたのかもしれません。

 

でも普通に考えたら、とっくに殺されてますよね。。。

 

その辺のリアルさでやはり「セブン」に劣ってしまうような。。

そこが日本とハリウッドの違いなのかもしれません。

 

見どころはとしては

小栗旬演じる刑事のダメっぷり

妻夫木聡演じるカエル男のキレっぷりでしょうか。

 

小栗旬演じる刑事が何やってんの?と思ってしまうシーンが

多かった気がするので

ここがまたブラピ演じる刑事と被ってしまいますね。

 

たしか「セブン」もちょっと粋がった若手刑事が痛い目見る的な感じ

だったので、絶対意識してるよなーと思って見てしまいました。

 

対照的にカエル男演じる妻夫木聡はいい感じのキレっぷりでした。

殺人鬼のぶっ飛んでる感じがよく表現出来ていて、

この人こういう演技も出来るんだなと感心しました。

知っていなかったら妻夫木と気づかなかったかもしれません。

そのくらい役に入り込んでたと思います。

 

そんな感じで

洋画「セブン」との比較みたいになっちゃいましたが

もし見ていなかったらもっと評価は高かったかもしれません。

 

個人的には和製「セブン」として楽しめた作品でした。