【プレミアムフライデー】まとめ メリット・デメリット・対象者、実施した結果・・・！？
プレミアムフライデーとは？
プレミアムフライデーって何？って人は少ないと思いますが、一応書いてみます。
一言で言うと、
月末の金曜日は午後３時（15時）に仕事を終わりにして楽しく過ごしましょう！
ってことです。
政府と経団連が連携して取り組む消費喚起策で、
普段働いている平日の夕方を月に１日だけ自由にして、買い物や旅行、趣味など
で発散して下さいっていうアメリカのブラックフライデーを
真似たキャンペーンです。
働き方改革の一環とともに個人消費の拡大を狙った
まさに一石二鳥とも思えるアイディアだと思いますが、
ネット上では賛否両論の意見が飛び交っているようです。
メリット・デメリット
メリット
・働き方の見直しに繋がる（業務の効率化を図る）
・平日の夕方という時間を使ってリフレッシュできる。
・参加企業が多く、外食、旅行などでの値引きなど、イベントが盛り上がる。
・買い物、旅行などで消費を増やすことができる。
今までの働き方を見直し、新たな働き方の導入するなど、
働き過ぎと言われる日本のイメージの改善に繋がることも期待出来るかもしれません。
また、平日という時間帯を利用して普段出来ないリフレッシュや
平日のみの利用機関、医療関係や役場などの利用が可能になるのは便利ですね。
金曜日に早く帰れることを利用し、遠出など旅行をする人も増えるかもしれません。
また各企業でプレミアムフライデーに併せた企画、イベントや
買い物、飲食などでも割引を行っているところが多いので普段より格安で
楽しめることができるので、お得感はありそうです。
デメリット
・月末は仕事が多忙になる職種が多い為、現実的ではない。
・時給制の人の給料が減る。
・サービス業の人などは逆に忙しくなり帰る時間が遅くなる。
業種によって月末は締めの作業で忙しいって方、結構いますよね。
そういう方にとってはプレミアムどころか、
この忙しいときに！と逆にイライラさせられてしまいそうです。
また大手企業で導入したとして派遣などの時給制の方たちはどうでしょう。
早くなんて帰れなくてもいいから、給料減らさないでくれって人も多いと思います。
早く帰れる人が多くなることで消費が増えることはいい事かもしれませんが、
消費が増える＝サービスを提供する人が増える ということなので
早く帰って楽しめる人もいれば、逆に忙しくなって残業する人もいる、
後者の人にとってはいい迷惑と思う方も少なくないでしょう。
対象者は誰？
デメリットとして上げたように当然、
時給制の人、サービス業の人は対象になりません。
今のところ、公務員や大企業の人が対象になっているようですが
公務員でも例えば学校の先生はどうなのでしょう？
先生がいないとなれば当然、生徒たちも早く帰らなければなりません。
けど、そう言った話は聞いていないので
恐らく公務員といっても教員の方たちは対象外ということになります。
そもそもそうなったとしたら早く帰ってきた生徒（子供）の
面倒を見なくてはならない主婦の人たちも対象外ということになりますね。
2017/2/24第一回目を実施した結果・・・
導入された企業は日本全体の約0.1%のみ
約1700人を対象にしたインターネット上の調査でも
特に何もしなかったという人が多かったようです。。。
2017/3/31第二回目を実施した結果・・・
早くも第2回目のプレ金を迎えましたが
今回、月末の最終日と年度末が運悪く重なり
早めの退社や、休日の取得は全体的に低調だったようです。
普段の金曜日と何も変わらないと言った声が相次いだとのこと。
2回目にして早くも失速の兆しを見せているようですね。。
まとめ
うーん。今のところ、世の中の意見を見る限りは
プレミアムフライデーって本当に意味あるの？って感じですね。
何もしなければ、何も変わらないという事も分かりますが、
プレミアムになれる人に隔たりがあり過ぎる気がします。
まだ１回目といこともあるので、これから回数を重ねていき、問題点を浮き彫りにして
皆がハッピーになれるようなプレミアムフライデーにしていってほしいと思います。
